2011/1/24-1/30の空模様。


セーターを編むときは
前身頃、後ろ身頃、左右の袖、とパーツを作ってしまい、
それをあとから「はぎあわせて」いきます。
パーツをくっつけて、セーターに組み立てていくわけです。
そして最後に、襟ぐりや裾、袖口などを編んで、
完成します。


今まで、身頃や袖など、
パーツを編んできた
という感じがあるのではないかと思います。
だとするなら、
今週以降、それらを「接ぎ合わせて」いく段階に入っていきます。
これは「編み物」全体をイメージすると、
ちょっと特殊な工程です。
だいたい編み物を編んでいる様子を描写するときは
身頃などを編んでいる場面が取り上げられます。
前身頃と後ろ身頃を合わせてかぎ針でくっつけているところは
若干、絵になりにくいような気がします。


全体を考えると、とても大事な場面だけれど、
その作業をイメージしたときは、浮かんでこない場面。
どんなテーマにもそういう場面はあるものです。
華やかで大きな、人が心から求めるテーマほど
そうした特殊な工程がひっついている感じがします。
そこは、事前にイメージも出来ないし、
メインの部分でもないけれど
そこがなければセーターにならない
というような
大事なポイントなのだと思うのです。