2011/2/14-2/20の空模様。


「解り合えるって、こういうことだなあ」
と、深く感じられるタイミングがありそうです。


人と人との「距離」には
実に様々なものがあります。
記憶の中で顔と名前が一致している程度の相手から、
自分と相手の境界線が曖昧な、肉親や恋人まで
その度合いやしくみはさまざまです。
何とも名前のつけようのない存在、というのもけっこうあります。
現実に繰り広げられている人間同士の
「関係の内容」
のバリエーションに比べると
それを定義する語彙は、たいへん貧弱です。
同じ「友達」という言葉でも
それが意味するものは、シチュエーションや人によってバラバラで
「あの人とは友達です」と言ったところで
その関係の本質は、なにもわかりません。


今週、誰かとの関わりが
「お互いへの理解」によって
スムーズに、ぎゅっと握手しあうように、
深化するのではないかと思います。
ただ単に「馴染む」とか「慣れる」とか「情が移る」とかではなく
もっと知的で、でも、精神的な形で、
お互いの間にあったはずの距離が
ふと、縮まっているのを感じるだろうと思います。