2011/11/14-11/20のホロスコープ。


こんにちは、石井ゆかりです。
だんだん寒くなってきましたね!
と書くつもりだったのですが
今日はほかほかです。
着物姿の七五三参りの子供も
暑くて大変だろうな。。
子供は体温が少し高いのですよね、たしか。



今、水星と金星がホロスコープの上ではぴたっと重なって見えているのですが
水星は「見頃」です。
というのも、水星は明るさから行くと肉眼でも見られる星なんですが(2等星くらい)
なにしろ、太陽からあまり遠く離れないので、
それを発見して「見る」のが、難しい星なんだそうです。
水星を発見できたら超ラッキー! というくらい「足の速い」星で
だからこそ、コミュニケーションや交通の星、ということになったわけですね。



今は太陽から一番離れている時期で、
14日がピークらしいです。
夕方、西の空にまず、びっかびかに輝く金星を見つけたら
そのそばに小さな星をさがしてみて下さい。
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2011/201111/1114b/index-j.shtml
こんな感じで見える…かも!
太陽の明るさがまだ残ってるうちは見えないかもしれません、
暗くなった瞬間!くらいが狙い目です。
すぐ西の空に沈んでしまうので、
文字通り「一瞬」を捉える感じです。


水星は乙女座と双子座の支配星ですから
この2つの星座の方には、親しみ深く感じられるかもしれません。
さらに、水星と金星は今、射手座に位置しているので
射手座の方にも「おおお、あのあたりが自分の星座か」という感じを
味わって頂けるのではないかと思います。



で。
今週の空模様ですね。
先週の11日に火星が乙女座入りし、
10日、海王星が順行にうつりました。
11日はちょうど満月だったわけですが
これで「時満ちて、前進」という感じがじわじわ来たような感じです。
先週のここで海王星の件に触れなくて済みませんでした、
ツイッターの毎日の占いでは少し書いたのですが
1998年に水瓶座入りした海王星
来年の2月アタマに魚座に居を移すわけですが
今回の順行はその
「さ、いってくるよ」
という挨拶みたいなイメージなんです。
まだ水瓶座に位置していますが、
今回の順行で、もう「行ったきり」になるわけですね。
惑星は順行と逆行をくり返しながらじわじわと前進します。
海王星も今年一度、魚座に足を踏み入れたんですが
逆行してまた水瓶座に戻ってきてたのです。
それが、今度はもう、ハッキリキッパリ、前進したまま2月までいき、
そこからさきは「魚座海王星時代」が始まるということになりますから
なんとなく
「さあ、立って、そろそろ出るか」
みたいな雰囲気になってくるわけですね。
何をかくそうこのサイト「筋トレ」も1999年の春先にできあがったので
この海王星の動きは、なんだか感慨深いものがあります。



ちょっと話が遡っちゃってますが、
海王星の星座移動のプロセスと、乙女座火星の時間が始まった、
その最初の週が今週ということになります。
なので、今週始まることは、
来年から先までにかかっていく、結構長丁場のことが多いんじゃないかと思います。
1日2日でカタがつくような問題じゃないわけですね。
水星もかなりスピードを落としてきているので、
なんとなく「どっしりゆっくり」感があります。



どっしりゆっくり
といえば、火星の乙女座入りにより、
木星-火星-冥王星の「地のグランドトライン」が形成される点も
まさにどっしりです。
地というのは、
五感、物質、美、財、所有、育成、かたちあるもの、伝統、価値、権力、等等
簡単にはこわれないような、重みのあるものを扱います。
富と力
といえば、地の星座です。
ここに、木星、火星、冥王星という、
いかにもゆたかで熱い、重量感のある積極性を重ねるラインナップのグランドトラインができちゃうわけで
なんかこう、のしのし進んで行く象の群れのような
賢さと威厳と愛を兼ね備えた前進、という雰囲気が感じられます。
あくせく急ぐ感じとか、
ちゃかちゃか空気を読む感じとかが
全然ないんですね。
どしーん。いい意味で重い。
ぺらぺらスカスカした感じがちっともないです。
キレイゴトでも机上論でもない「ほんもの」みたいなイメージがあります。


とはいえ、射手座の水星と金星はどちらかといえば軽やかなので
重いばかりでもありません。
この2星はいま、ドラゴンヘッドのすぐ近くにあり、
金星と木星はミューチュアル・リセプションになっているので
若々しくもゆたかでさきゆきのながい出会いや縁、絆、みたいなイメージが浮かびます。
射手座は「距離を超える」というテーマを象徴しているので
時間や空間を軽やかに超えて結ばれるもの
というのがあるんじゃないかなと思います。



月は下弦、欠けていくモードになっています。
下弦の月は、長い時間の成育を見つめる、という考え方があります。
ロングスパン、が今、
幾重にも強調されているように思えます。



今週はそんな感じです。