蠍座 2012/5/28-6/3の空模様。

映画の最後にはかならず、
エンディング・クレジットが流れます。
制作に携わった全ての人の名前がそこに記されます。
非常にたくさんの人々が、
その映画を作り出したのだ、ということがわかります。
映画を見るだけの人にとって、
膨大な製作者達の存在を「感じる」ことは
かなり難しいことだという気がします。


私たちの生活でも、そういうことはあるような気がします。
自分に見えている部分だけでは
自分の人生というドラマがどんな制作陣で作られているのか
完全には把握できない、という気がします。
人生、という大きなスケールでなくとも
たとえば「今日一日」に何人の人が関わっていたのか、
完全に意識することは難しいのではないでしょうか。


この時期、蠍座の人はそうした
「意識することが難しい存在」について
意識することになるのではないかという気がします。
それは、
「見えにくいところにいる」とか
「微かに関わってくれている」とかではなく
もしかすると、近すぎる場所にいたり、
あるいは
映画監督のように、全ての映像に関わる主要な人なのに
映像の中には決して登場しない、
というような存在なのかもしれません。