2012/8/20-8/26の空模様。
こんにちは、石井ゆかりです。
流星群のピークの時は見られなかったんですが
一昨昨日、なんとなくベランダに出たら、
びゅん!っと大きい黄色いのが流れて
年甲斐もなく大興奮でした。
はっはっは。
で(で?)
拙著「12星座シリーズ」、なんと120万部となりました!
ご愛読下さっている皆様、本当にありがとうございます!
まだのみなさま、是非どうぞ!
あと、「星ダイアリー2013」、今年ももちろん、出ます!
先週やっと脱稿しました、泣くかと思いました(TT)
今回から、月別の12星座占い、ほんとに一言ずつ(126文字)なんですけど、
書き下ろしました。
筋トレ年報の「時期的なことを少し申しますと」のとこを
月ごとにもう少し詳述したようなもの、という感じでしょうか。
予約はじまったら告知します、どうぞお楽しみに!
で
今週の空模様ですね。
18日の新月が明けて、
さらに、先週の土星と火星のコンジャンクションのピークを脱し、
今週は、
すうっとなめらかに「次」に向かって移動する
というイメージが湧きます。
「次」というのは、週中ほどの火星と太陽のイングレスです。
太陽は23日に乙女座へ、火星は24日に蠍座に移動します。
特に、火星は7月頭から天秤座にいて土星と同座し、
ばりばりした、緊張感とパンチのきいた動きを示してきていたので
これが蠍座に抜けることで、
このバリバリピリピリした雰囲気がすうっと止むかんじがあるかもしれません。
また、乙女座に入る太陽も、
ぎらっぎらの真夏を通り抜けて、すうっと秋口に踏み込むような
ふとトンボを見つけるみたいなあの、清涼感を
感じさせてくれるんではないかと思います。
火星は蠍座に入ると、元気が出てきます。
持ち味をストレートに発揮できる、という感じになってくるのです。
というのも、もともと火星は蠍座の支配星で、
冥王星が発見されて以降も、一応「副支配星」ということになっています。
家に帰ったような、伸び伸びした状態になるわけですね。
牡羊座と火星の組み合わせだと
「アグレッシブな闘い」「勝負」「駆け抜けてトップをとる」
みたいなイメージですが
蠍座と火星の組み合わせは
「熱い欲望」「情熱」「所有と支配」
みたいなイメージが湧いてきます。
牡羊座-火星は剣と剣が打ち合って出る火花のようなイメージですが、
蠍座-火星は熱く溶けた鉄のような、「炉」のような、そんなイメージですね。
ここから10月7日まで、火星はそんな雰囲気を醸し出し続けます。
水星と金星はゆるく30度を組み、
金星と木星の30度、水星と木星の60度、
という具合に、双子座・蟹座・獅子座の3星が
ぱたぱたきらきらと角度を結んで行きます。
妖精や小人たちがとびまわってるような、
なんだか楽しそうな雰囲気の動きです。
あるいは、細かいキャッチボールが見事に連携していく、
というようなイメージも沸いてきます。
これまでどこか、
主張・理念・観念・論理・関係・意見・相対・客観、みたいな要素が強かったのが
ここからは
実質・具体・所有・手当て・物質・実利・実体・絶対・主観、みたいなものが
重みを増していくんじゃないかと思います。
水の星座に金星、火星、海王星の3星、
理屈でさくっと切り分けられない、どうしようもない人の生き物としての部分が
静かに台頭してくる感じがします。
ニュースでは領土問題がヒートアップしている感じですが
ナショナリズムは蟹座に帰されることが多いです。
「母国」の言葉通り、
その場所で生まれたということ、その場所の文化を否応なく背負うということには
論理的にはなんの価値もないはずなのに
人の激しく純粋な帰属意識や怒りがそこに燃え立ち
「礼儀」「誇り」といったものを作りだしていることは
非常に興味深いことだという気がします。
礼儀や誇りは、あまり論理的なものではなく「感情」であり、
つまり、たどっていくと水の星座にいきつく、ということなのかもしれません。
魚座を支配するのは木星と海王星ですが
どちらも、「名誉」を担っている星です。
今週はそんな感じです。
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