2012/9/24-9/30の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
「星ダイアリー2013」、見本ができてきました!
ことしはこんな見た目です。↑
新宿紀伊国屋本店さんと、東京のもう1つの書店さんに置いて頂くサイン本として
サインをわーっと書いたところです。
ちょっとだけダブったけど、サイン本全部に「一言おみくじ」入れました。
紀伊国屋さんはもう予約満数らしいのですが
もう1店舗さんは予約なしで発売されるらしいので
詳細は石井NP日記にて!
発売日は、今月末です。もうそろそろです。
どうぞよろしくお願いいたします!



今週の空模様ですね。
先週末、22日に太陽が移動しまして
天秤座に土星・水星・太陽の3星が集まっております。
木星は双子座にいるので
全体に、風の要素が強まったな!
という雰囲気になります。
土星はこの次の週、10月の最初の週に蠍座へ移動するので
過去二年ほどの流れが「大詰め」を迎えた感じになってきています。
JALの2年7ヶ月ぶりの再上場のニュースを見て
おお、天秤座土星の季節もそろそろおしまいだなあ…
と感慨深がったりしている星占い脳--;)
ちなみにJALは、沿革を見ますと
昭和26年8月1日創立なんですが、
新しい法律ができて、昭和28年10月1日に新会社として設立しているので
「天秤座の会社」と言えないこともなく、
なんか納得してしまったりする、わけです。
こんなふうに、少しフライングで
「天秤座土星時代の終了」を感じている人も
もしかしたら、少なくないかもしれません。
私自身も、つい先週、
2年半ほどかかった仕事が一段落したり
2年半ほど音信不通だった人から連絡があったりと
「ああ、土星、いくんだね…」みたいな気がしてたりいたします。はっはっは。


獅子座金星と蠍座火星のスクエアもできあがります。
これは、チョコレートケーキみたいにこってりしてるイメージです。
愛と情熱、欲求とワガママの
激しいぶっちがい!みたいな感じです。
ものすごく正直な感じのする形です。


で、さらに週末、満月が起こるのですが
この満月が、ど派手です。
牡羊座天王星山羊座冥王星のスクエアに、
太陽と月のオポジション(つまり満月)が
がしっとかさなって、Tスクエアを形成するのです。
天王星冥王星のスクエアは先週、19日にピークを迎えたのですが
まだまだ十分以上にガチです。
で、この形に満月が重なる、という
なんともハデハデしいホロスコープです。
どーんとなにかが出てくる、おもいっきり舵を切る、
ひとつのバランスが解体されて新しいバランスに向いはじめる
みたいなイメージです。
ただ、冥王星天王星のスクエアは、
先週も書きましたように、
今回だけのものではなくて、すでに7月頃に一度形成されており、
2015年くらいまで繰り返されていくので、
なにかが一瞬で降ってわいたように動く
ということではないと思います。
ひとつらなりのプロセスが動いて行く、というイメージです。


前回、冥王星天王星のスクエアが形成されたのは1931年から1934年ごろで、
これは蟹座の冥王星牡羊座天王星という組み合わせでした。
この時期は、ナチスドイツが第一党となったり、満州事変が起こったり、
日本とドイツが国際連盟を脱退したりと、かなり緊迫した時代でした。
奇しくも現在、日本と韓国、中国のあいだで領土問題が浮上しており、
イスラム諸国では、映画をきっかけに反米の運動が盛り上がっていますが
なんとなく、符合するものを感じます。
蟹座の冥王星は「ナショナリズムという感情の激しいエネルギー」を感じさせますが
今の、山羊座冥王星は「権力」というストレートなイメージがあります。
今、本当の意味での「人間的な強さ」が必要な時なのかもしれない、
という気がします。
怒りや憎しみは「正義」と組み合わさると、
容易に人を飲み込んでいきます。
理屈と結びついた感情が盛り上がったとき、
人は、自分が感情に飲まれているとはちっとも思いません。
個人の生活においても、
なにかに「飲み込まれて」しまったときには
すでに、自分が「飲み込まれている」ということに気づくことが
徹底的に難しくなっています。
誰かに指摘されても、それを認めることはありません。
なんらかの感情や力に自分が頭から飲み込まれていることを、
外部からの指摘などによって不意に自覚する、
ということは
時に、文字通り死ぬほど辛いことであったりします。
それができた人というのは、本当に強い存在だと思います。
私たちはそういう機会を持つけれども
そうした機会から全力で逃げる生き物で
そうしていることについて、自覚は、できません。
もちろん私も、ずっと過去の自分について、心に強い恥と苦しさを感じながら
「あのときは飲み込まれていたな」と思うことはありますが
リアルタイムに「自分は今飲み込まれている」と感じたことはありません。
でも、私たちはどうにかすれば
過去の記憶から、何かを学ぶ事はできる、と信じたいです。


もとい、
満月は30日で、ちょうど今週と来週の境目です。
なので、12星座分けも「今週から来週にかけて」という表記が多くなっていますし
ちょっと激しい感じの表現になっていますが
冥王星-天王星のスクエアは既に7月にも形成されていて、
私たちの全く知らないことがいきなり降ってわく
ということではないと思います。
既に今目の前に、それはあるんだと思います。
だから、私たちは、
「これから何が起こるんだろう?」と怖れるのではなく
目の前のことをできるだけ力を込めて見つめて
「今目の前で起こっているこのことについて、
どう選択し、どう生きていこう?」と
考えながら進むことができるんだと思います。


今週はそんな感じです。

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