2012/10/15-10/21の空模様。

こんにちは、石井ゆかりです。
今週は新月スタートでございます。
新月は毎月来る「スタート」のタイミングですが、
この「新しい時間の始まり」と、
週の始まりが重なっているのは
なんか、いかにも「始まり」感が強くて、
おもしろいです。


今回の新月は、天秤座の後半で起こります。
こないだまで土星が粘ってた所の近くです。
なんとなく、土星が移動した後に、その近くで起こる新月、というのは
「終わって、はじまる」
というイメージがより強調されている感じもいたします。
あるいは、いままであまり「切り替え」感を感じなかった人も
ここへきて
「さあ、本気出すぞ!」
みたいに、気持ちが引き締まってくるかもしれません。


今週はさらに、水星と金星の60度ができていて、
これがふんわり、双子座の木星と絡んでいきます。
ここは、結構賑やか、饒舌、というイメージです。
あまり大きなことを大上段に論じるというより、
細かい分析とか、とびかう議論とか、
わいわいがやがやな感じがあります。
その一方で、深く細かくほりさげる、というイメージもあります。
金星と水星は今、とても敏感濃厚な雰囲気を持っているのですが
このアスペクトが「保たれる」ところで、
専門家同士の込み入った会話みたいな、
あるいは、心情を細かく伝え合っていくコミュニケーションみたいな、
やりとりされる長い長い手紙のような、
そんなイメージがわいてくるわけです。


土星木星のセスキコードレートという
ちょっとややこしい形もできあがります。
セスキコードレートは、かなりヒネリがあるかたちで、
ガチのぶつかりあいに
「まあまあまあまあ」
と仲裁にはいってるみたいなイメージを私は、個人的に持っているのですが
土星はルールや制限、木星は拡大や解放や楽観の星で
この2星が妙なカラミをみせるところに、
なんか不思議な「現場対応」みたいな感じがしてきます。
その場だけに通用する「落としどころ」みたいなもの、
超現実的な解決策、
お互いのバックグラウンドの独自性の中で、
敢えてそとがわからぶった切ったりしないで
内側で濃密にカタをつけようとするリアリティみたいなものが感じられます。
そんな解釈するの、私だけかもしれません。すみません。


新月が明けてだんだん、光が増えていく今週、
先週までに切り替わった新しい時間が、
ぐんぐん「伸びていく」ような雰囲気となるんじゃないかと思います。


今週はそんな感じです。



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