2013/6/24-6/30の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
あっというまに6月も最終週に突入!でございます。
今週は拙著「星栞」の原画展がスタートします!
私も毎日(叡電イベントの29日以外)ギャラリーにスタンバイしますので
お近くの皆様は是非、お運びください!


で。
今週の空模様ですね。
今週はとうとう、木星が蟹座入りいたします。
木星が双子座に入ったのが去年の6月12日で、
この26日に蟹座へ移動していきます。
木星がいる1年は「12年に一度の幸運期!」などと書かれることも多いようですが
うちのサイトでは「耕耘期」、耕しちゃう時期と書くことになっっております。
嬉しいことばっかりある楽ちんな1年、ではなくて
むしろ、けっこう驚天動地だったり、更地になっちゃうようなこともあったりで
嵐のような1年になることが多いように思います。
でも、そこにはちゃんと、
そこから12年かけて育てていける「幸福の種」が蒔かれている、
そんな時期と言えるのです。
今まで双子座がそうした時期を超えてきて、
ここから蟹座の皆様がそういう時期に入っていく、
ということになります。
「何が起こるんだろう、こわい」
とお思いの向きは、12年前にあったことを思い出してみると
「こわさ」は消えるかもしれません。
2001年7月から2002年8月が、前回の蟹座木星の時期でした。
蟹座の方でなくとも、他の星座の方にとっても、
ここからの1年の木星の位置と、
あのころの木星の位置が同じになるわけですので、
その頃のことを考えると、ここから先の1年のニオイが
なんとなく、解ってくるかもしれません。
ちなみに、私の場合は、毎日新聞社さんの「えるぱーく」というサイトで
毎週の占いを連載し始めたのが12年前でした。
そう、週報のスタートです。
ちなみに、えるぱーくが閉鎖したのが2002年8月なんですね。
それで、週報を筋トレに移植して、今に至ります。
えるぱーくではわずかに原稿料もあったんですが、
それがなくなったわけで、
あのときリアルタイムでは、「仕事」でなくなった、という感じで
いわば、道が「断たれた」ような気がしました。
でも、実際は、そうじゃなかったなと
12年が経過した今、実感しています。
そうだ、下半期占いもあのときはじめたんだった!
…わかりやすいな!(笑


とはいえ、今週が若干ややこしいのは、
木星の移動と水星の逆行がほぼ同時に発生する点です。
さらにいえば、金星も獅子座に移動します。
今までのホロスコープの雰囲気が
今週でまた、がらっと変わることになるわけなのですが
水星が逆行を始めるため、その変化が
「スキッと未来へ!」
という感じじゃないのですね。
水星逆行期は、「過去」との交流が強まるとされます。
たとえば、旧交が温まったり、途切れていた音信が復活したりと、
どちらかといえば未来よりもこれまでのことに
スポットライトが当たる時期なのです。
さらに、水星逆行時は、物事が遅延したり、交通やコミュニケーションが滞ったりと
さくさくすすまない
スピードダウンする
時期とされています。
そのうえ、水星が逆行するのは木星の入った、当の蟹座です。
新しい木星の時間に入ったのにそれってどうよ
的な感じもするわけですが
もともと、水の星座の水星は、
「論理的なフリして実は感情的」な構造で
あまり持ち味が発揮できない状態にあるとされます。
ならば
逆行と水の星座のかけあわせで
マイナスかけるマイナスはプラスだろ!
と受けとってしまうのは甚だ乱暴かもしれませんが
ただ、「心」とか「気持ち」とかいうものは
先を急いでいるときほど見えにくく
立ち止まるほどに見えてくるもの、ではないかと思います。
立ち止まって振り返ることと、
蟹座という「心」の星座に木星が入ってくることは
あながち、矛盾することでもないなあ、という風にも思えるわけです。


金星が獅子座に入るのは28日です。
火の星座の皆様にとっては2重の意味で大歓迎!かもしれません。
というのも、今、火の星座には天王星しか星が位置していません。
金星が獅子座に入ることで、ホロスコープに「熱」が加わり、
さらに、愛の追い風が吹いてくると言うことで
楽しくなってくるんじゃないかと思います。


週の半ばには太陽・土星海王星の水のグランドトラインが発生します。
ここには月も絡んでいて、とても大きな「水」の雰囲気が満ちてきます。
弱者の声、俗なるものの声、傷や痛みの声、融合を求める声。
いろんな「水の声」が、記憶を呼び覚まし、
水面に浮かぶ波紋の輪のように広がり、共有されていくんじゃないかと思います。



今週はそんな感じです。

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