2013/12/16-12/22の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
モバイル「石井ゆかりの星読み」と、cocoloniで、
2014年上半期占いがリリースされました、
読者のレピューがこちらのコメント欄でお読み頂けます。(コメントくださった皆様、ありがとうございます!!)
どうぞよろしくお願いいたします!


で。
今週の空模様ですね。
今週はまず17日の双子座の満月です。
満月は「満ちる」タイミングで、
双子座のルーラーも射手座に位置しており、
なんとなく「鏡面」みたいなイメージが湧いてきます。
もとより、水星は太陽の側を離れないので
この位置関係は珍しいわけでもなんでもないんですが
今は木星も蟹座にあって、
射手座ルーラーをバウンドするような感じで
双子座→射手座→蟹座→双子座
みたいなぐるぐるができあがっているわけですね。
射手座も双子座もどちらも、
旅とコミュニケーションに深い関わりのある星座です。
双子座はどちらかと言えばパーソナルな、手紙とか、温泉旅行とかで、
射手座は出版とか、巡礼の旅など、外側の世界に向かう動きを担当します。
このラインの満月で更に、木星と水星のディスポジターが効いてる
ということで、
12星座分けもどこかしら「レスポンス」「やりとり」というイメージが
強くなってるところがあります。
コミュニケーションというのはなんとなく、
「鏡」のようなところがあります。
「他者」の存在がなければ、
自分の個性やら意見の独自性などを知ることはできないわけで、
人と交流するとか、未知の世界を旅するとかいうとき
まず発見するのは、自分自身の偏りや特異性だと思います。
蟹座・月という世界は、
自分のもっともベタな、根幹にあるものを象徴しているので
自分にとっての「当たり前」が、世の中的にはそうではない
ということを発見するところから
「自分とは何ものか」をみつける
みたいなことも、起こったりして、等と思うわけです。


さらに。
17日の翌日18日は、
木星海王星のセスキコードレートがピークを迎え、
さらに、天王星が順行に移る
というタイミングです。
17、18でふと変わる風がある
みたいな感じです。
天王星は7月18日から逆行を続けていたので、
そのあたりからペンディングになっていることがある人は
ここへ来て、「ゴーサイン」が出るかもしれません。
火星のオポジションがぴったりになるのは来週ですが、
既に今週からオーブ内なので
今週のどこかでばきっと転換することがある、かもしれません。
火星-天王星オポジションは来年にも、
グランドクロス下で形成されるわけですが
オーブを無視すればもう既にそういう雰囲気の中にはあるわけで、
物事はある瞬間突然に起こる
というわけではないんだなあ・・・
ということを、星を見ていると、感じます。
ちゃんと日々、積み重ねているわけですね。
そしてそれが突然、孵化したり羽化したりしたときに
私たちは、ものごとが「突然起こった!」と解釈するのですが
もちろん、ほんとに突然起こるできごともあるとは思うんですけれども
たいてい、じわじわと火をかけていって、
ある瞬間に沸点が来る
というような仕組みの出来事も
私たちは「突然だ突然だ」と思うとこがある、ような気がします。
何度かあちこちで書いているのですが
私の恩師が
「努力は階段状に結果が出る」
ということを話して下さいました。
努力している最中というのは、
なだらかな坂道を上がるような感じではなく
いつまで経っても変わらないような平坦な道を行くもので、
上へ上がるときはいきなり、垂直に、一瞬で上がるのだ
というのです。
これは、「自分ではそういう感じがする」ということなのかもしれません。
「頑張ってるけどなかなか成長してる感じがしない」
と思っていても
そのまま進んで行くとどこかで「びゅん!」と上にあがる、時が来る。
そんなことなのかもしれません。
あるいは、「ここ一番!」というレッドクリフみたいなのがあって
そこでのぼってしまうと、まるで違った景色が見える
ということも、あるのかもなあと思います。
カーディナル・クライマックスというのは
言わば「レッドクリフ的なもの」なのかもしれな
とか、思ったりいたします。


22日から、金星が逆行にうつります。
金星はここから1月いっぱいまで逆行します。
逆行ということを嫌がる向きも多いようなのですが、
金星や水星や火星などの逆行は
「長期滞在」ということとイコールです。
金星が山羊座に長居するぞ!というのは、つまり
金星が山羊座で逆行するぞ!ということになるのです。
一日だけで変えるお客様と
何日も滞在するお客様では当然
つきあい方も違います。
何日もいるといやなところも見えてきますが、
一方で、いやなところが見えて、それを受け入れたとたん、
とても親しみが湧き、距離が縮まる、ということもあります。
一日だけしかいないお客さんとは
そういう関わりは持てません。
逆行期は、その星の「普段見えない特徴」を捉え
それを味わって、もっと親しくなる期間
と言えるかもしれません。


今週はそんな感じです。



【 星の配置(おおまかに) 】


 太陽:射手座23-山羊座0度
 月:双子座→蟹座→獅子座(17日18:29双子座25度付近で満月)
 水星:射手座16-27度
 金星:山羊座28度(22日から逆行開始)
 火星:天秤座3-7度
 木星:蟹座17度(逆行)
 土星蠍座18-19度
 天王星牡羊座8度(18日から順行)
 海王星魚座2-3度
 冥王星山羊座10度
 ドラゴンヘッド蠍座6-5度
 ※図はこちらのページ。(閲覧には無料会員登録が必要です。タダです。)


 【月のボイドタイム】
  12/17 18:29 - 12/18 3:18
  12/20 13:38-15:49
  12/22 22:27 - 12/23 4:20

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もとより、機械で読むのはどうにも限界があるのですが、それでも、できるとこまでやってみよう、的なアレです。
モバイル「石井ゆかりの星読み」のデータベースを元にしているので、会員の方にはおなじみの記事ですが、
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