2015/2/23-3/1の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
昨年後半も例年通り
2015年全体に関する占いを何度となく書いていたわけですが
金星・火星が牡羊座入りしたあと天王星スクエア冥王星のラストヒット、日食・月食
となるこの2月後半から4月という時間帯は、
1年を通してみたときの1つのハデな山場だと思っておりました。
占いを書く時点では、それは「未来」のことなのですが、
既にその時間の中に私たちは立っているわけで
個人的には
「いよいよはじまったな・・・!」
という軽い興奮の中にあります。


先週末に牡羊座に入った火星と金星が
ダンスをするように歩を進めます。
火星は牡羊座の支配星であり、
この場所では持ち味がよく出ます。
積極、勇敢、戦闘力。
ややこしいことに惑わされず、
自分の内なるベクトルに沿って一直線に進める力を感じさせます。
また、魚座の太陽と獅子座の木星は、
ミューチュアル・リセプションを形成しています。
金星は牡羊座では若干持ち味がそがれるのですが、
この太陽との兼ね合いで、保護されている感じもあります。
ハデなだけの戦いや主張の裏側に
深い精神的な力、受け継がれてきた愛や心情などがうごめいている、
そんなイメージが湧いてきます。


魚座の太陽と海王星コンジャンクション
記憶や既存の出来事の不思議な拡散を感じさせる形です。
本来形のないものを共有したり、
プレゼンテーション(獅子座木星)を通して
多くの人がそれを事実だと受け止めるもの、
というようなイメージが湧きます。
たとえば、一枚の写真を目にしたとき
私たちはその写真に写されているものを見ますが
その写真を写している風景を目にすることはできません。
その写真を見た人の一部が
写真を撮っている人の姿や状況を想像しますが
それはあくまで創造に過ぎず
実際に写真の中に映し出されているもの自体のインパクトと比べると
とても淡いイメージにしかならないのではないかと思います。
海王星・太陽のかさなり、獅子座木星とのリセプションは
私たちが権威や信用に裏づけられたプレゼンテーションを見るということと、
そこに広がっていくイマジネーションを共有すること、
を象徴しているように思われます。
そして、それらの力が
牡羊座の行動力・機動力や、水瓶座水星の論理的伝達力とあいまって、
ひとつの方向性に結びついていく、ということなのかもしれません。


個人の生活の中でも、
表現し、イメージを膨らませ、
それを行動に結び付けていく、
という動きが活発になっているかもしれません。
金星・木星という楽観的な星が音頭をとっており、
普段なら遠慮や慎重が先に立つような場でも、
「いいよいいよ!もう、いっちゃおう!」
というような、ストレートな陽気さが全体を動かす、
みたいなこともあるのかもしれないと思います。
月も満ちていくフェーズにあり
勢いがよいことは確かです。
海王星と太陽が近くにある今、
もしかすると、
「自分が何によってどこに動かされていっているのか、
実は、よくわかっていない」
という状態で、
前へ前へと進んでいく雰囲気があるかもしれません。
無意識とか夢の力が、いつもより支配的になっている
というような感じもあるのかもしれません。



今週はそんな感じです。