2015/6/22-6/28の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
いよいよ今年も後半戦にさしかかろうとしております。
今週は「夏至」からスタートするわけですが
夏至とは、星占い風に言えば
「太陽の蟹座入り」
です(ちゃんと暦と連動しているのです!)。
北半球では一年で一番「昼」が長い、
つまり、太陽の光がもっともたくさん降り落ちてくる時期
ということになります。
蟹座の支配星は月、
獅子座の支配星は太陽ですが、
この2つの星の割り当ては、実際
「太陽の光がもっとも多くあふれる時期の星座であるから、
全天でもっとも明るい2天体を割り当てた」
ということだそうです。
実際、蟹座に太陽が入ると、日の長さは徐々に短くなっていくので
獅子座が一番明るい
というのはリクツ的にはちょっとアレなんですが、
私たちの体感としてはやはり、
気温が上がってくる7月から8月こそが
「光の季節!」というイメージになりますね。


そんな、「光の星座に太陽が入る」この時期ですが、
今年はその「光」が幾重にも増幅・強調されている感じがします。
いつもは「キラキラ」くらいなのが
今年に限っては「ギラギラ」「ギランギラン」くらいな(どんなだ)
これでもか!これでもか!みたいな、
外連味たっぷりの輝かしさが感じられる季節なのです。
ナチュラルメイクではなく、舞台用のお化粧、みたいな、
ナズナではなく、ダリア!牡丹!みたいな、
そんな感じです。
というのも、太陽が蟹座に移動した翌々日、
アツいといえばこの星、という火星が蟹座に入るのです。
さらに、既に光の星座である獅子座には
木星と金星という綺羅綺羅しい2星が鎮座していて、
輝きっぷりを盛り上げています。
実は、火星は蟹座では若干調子が出ないとされるのですが、
その一方で、「夜の支配星」でもあったりします。
なので、プラスマイナスで行くとそれほどまずいわけでもない
みたいなところもあるのです。
特に、最初の度数にあるときはそうです。
22日は木星天王星のトラインもピークとなり、
22-24日は全体に、非常に勢いのある日々、と言えそうです。
ぱっとスタートダッシュするような、
そんな感じの時間帯です。


蟹座に入った太陽と獅子座木星のあいだには、
ちょっと面白い「やりとり」が生じます。
ミューチュアル・リセプションに似た形です。
「守る」という言葉からは
消極性や変化のなさ、硬直性などのイメージも浮かびますが、
蟹座と獅子座のテーマの根底にある「守り」のしくみは、
そうした静的なものではありません。
活動的で、革新的で、自分勝手で、どこか攻撃的でもある行動パターンは
何かを打ち倒したりみずからが勝利したりするためでなく
常になにか純粋で壊れやすいものを守ろうとする態度から生まれます。
蟹は甲羅で、獅子はその輝く獅子の皮によって
人の目を欺きますが
内側に守られているものの清らかさや純真さこそが
この2星座のすべての行動の源泉なのだろうという気がします。
今週以降、そうしたアクティブで革新的な「守り」の力が
物事を大きく動かしていくのかもしれない、と思います。


今週はそんな感じです。


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