2015/6/29-7/5の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
今週は、まずなんといっても2日の山羊座の満月がポイントです。
蟹座に火星と太陽が並び、山羊座冥王星と月が並び、、
すぐ頭にギリシャ情勢が浮かんでくるような配置です(汗
冥王星は金融と関連付けられていて、
山羊座は、統治や支配の星座です。
冥王星は今、一時的に蠍座に戻っている土星とミューチュアル・リセプションで
セミスクエアの形を作っています。
満月は、一つの到達点、結果が出る、というようなイメージの節目であり、
全体に、大きな支配の力、国家(蟹座もネイションに関係の深い星座です)の力が
「動く、一つの到達点に達する」というイメージがわいてきます。


この満月には、魚座海王星という「救済」の星が調停をなしているのも
ひとつのポイントだと思います。
満月にぴたりときれいに組み合わされるこの海王星の60度・120度は、
蟹座-山羊座の、どちらかといえば容赦のない「結論」に対し
一次元上のダイナミックな逃げ道を与えてくれる感じがします。
蟹座と山羊座の対話ならとても散文的でベタに進むのですが
そこに詩の潤いをプラスするのが、この海王星です。
非論理的でもごく現実的で心にフィットする結論、
というものが、この満月の形から立ち上がってくる感じもします。


獅子座にぴったり並んだベネフィック(金星・木星)は
派手で楽観的なプレゼンテーションの形です。
いかにも陽気です。
この2星が、ピークは過ぎましたがまだまだ天王星とトラインを結び、
この満月のタイミングでは水星と小三角を結びますが
このラインも大変ビビッドで、鉄火です。
はっきりものをいう感じ、
非常にわかわかしく自由で勢いのある感じ、
外連味たっぷりな感じ、
ある種「遠慮のない」感じが描かれているように思えます。


個人の生活や人生においても、
何かしら、大きな時間の流れの中での「着地点」「結論」が
ここに置かれているのではないかという気がします。
でも、それはなにか閉鎖的な、消極的な展開につながるのではなく
むしろ、不可能と思われていたことを可能にするような、
ダイナミックで反骨精神に満ちた新しい打開策のほうへと
結びついていくのかな、と思えます。



今週はそんな感じです。