2015/8/3-8/9の空模様。

こんにちは、石井ゆかりです。
暑いですね(汗
目に汗が入って・・・前が見えません!(爆



今週の空模様です。
逆行中の金星が獅子座に戻ってきて、
俄然「獅子座祭り」が盛り上がっています。
来週になると水星と木星が乙女座へ抜けて行くので、
今週一週間に、「獅子座祭り」がぎゅっと詰まっている!
という感じがあります。
とはいえ、獅子座祭りが今週限りで完全に終了、かというと
そういうわけでもないのです。
火星が今度は獅子座に入り、金星も10月頭まで獅子座なので、
むしろ、更に活性化していく部分もあるのですが、
かーっと暑い真夏が続きつつも、
トンボの姿が見え始める
と言うような具合で、
「次の時間」が確実に始まっていくのが、来週なんですね。
その手前の、まだ宿題のことも気にしなくていいような
おもいきって夏休み真っ盛り!!!
というのが、今週の雰囲気です。


獅子座はもともと、はなやかな自己主張の星座であり、
どっしりした肯定感の星座でもあります。
その一方で、
「表現したいイメージ」と、
「内側に守っている繊細さや矛盾」との間で迷ったり、
耐え続けていたりするような世界でもあります。
優雅に見える白鳥が、水面下で足を必死にばたつかせている
というようなイメージが近いかと思うのですが、
美しさとその内側にあるもののあいだの、
ある種のギャップを生きていく星座、
と言っていいかもしれません。
愛や子どもとも関連づけられる獅子座ですが、
限りなくパワフルで明るい存在であり、
かつ、どこまでも弱く繊細な存在でもある、
という点で、両者は共通しているようにも思われます。
今週、蠍座土星が金星や木星にスクエアしつつ、
逆行から順行へと方角を変えます。
水星と木星は乙女座に入るための階段のように
土星にガツンとぶつかって居を変えます。
蠍座最終度数の土星は、
人の心の奥深くに隠された様々なものを
強調しすぎるほどに強調しているイメージがあります。
悲しみや罪悪感、どんなに消しても消せない愛情や従属意識など、
リクツでは絶対に片付けられないし、
時間が経ったからと言って消えるわけではないようなものを、
私たちは心の奥深いところに隠して、
普段は自分からも見えない状態に置いているようなところがあると思います。
獅子座にぎゅっと集合した星々と、
この土星のスクエアには、
「ストレートに思いを吐露する」とかいう形ではない、
もっと極まった覚悟を纏い、
コントロールされ尽くしているけれども
結局は深く隠し通しているものが強力に照り返しているような
そんな「表現」が実現するのではないかというイメージがわきます。
たとえるなら、ゴッホの「ひまわり」のような
あるいは、ピカソの「ゲルニカ」のような、
そんな「表現」が、
芸術ではない、私たちの個人的な生活の中にあっても
起こり得るのではないかと思います。


今週はそんな感じです。



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