2015/8/24-8/30の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
「月日の経つのは早い」というのは大人のセリフですが
8月ばかりは子どもの方が「早く」感じるのかもしれませんね。
楽しい時は一瞬で過ぎ去るのに
苦しいときはなかなか終わりません。
不思議です。



今週の空模様ですね。
太陽は先週末に乙女座に移動し、
「乙女座木星時間」を後押しするような格好です。
水星・木星・太陽の3星が乙女座に位置し、
柔軟宮にじわじわと軸足がうつっていく、
その雰囲気を味わえる感じになってまいります。
乙女座は生産性や現実感覚の世界で、
頭で考えるのと同じくらい、
手足を動かす星座です。
水星という知性の星に守られているのに、
同時に「現実的行動」の星座でもある、
というところが、とてもおもしろく感じられます。
というのも、世にある様々な物語の中で、
キャラクター設定では
「肉体派・行動派」と「知能派・書斎人」
というイメージの分け方が一般的だと思うのですが
乙女座は言わば「複合型」なんですね。
両方の属性を備えているわけです。
動くし、考える
というイメージがこれ以降、ぐっと強調されていくのかもしれません。


一方、今週は週末に星のイベントが詰まってます。
水星は28日に天秤座に抜けていき、11月頭までの長期滞在をスタートさせます。
さらに、30日には魚座で満月が起こります。
対岸の乙女座には、魚座の支配星である木星が入っていて、
魚座自体にも王様の海王星がいるわけで、
この2星座間にぐいぐいと、
強烈な「引き合う」力が感じられます。
向かい合う星座同士には、
ものごとの「裏表」のような、象意の符合があります。
たとえば、わかりやすいのは双子座と射手座の
「短い旅/長い旅」みたいやつです。
乙女座と魚座の間にも、いわば
「治療/救済」
「養育/受容」
と言うような、テーマの通底があるのです。
助けることと、救うこと。
一般に、「乙女座は神経質で魚座は大雑把」みたいな言われ方もありますが
魚座は、人が感じないようなところに感じ、
誰も見ないものを見つめることができる世界です。
乙女座の現実的敏感さと、やはり、
裏と表のような「敏感さ」を持っている世界だと思います。
感じとること、変化の兆しを捉えること、
現実に対してごく直接にコミットすること。
乙女座は「儀式」の星座でもあるのですが、
魚座はその向こう側にあるものを見つめています。
今週、決して許されないと思えたことが許されたり、
不思議に「曲げられる」ものがあるかもしれません。
硬直的で、もう絶対に変わったりしないと思えた条件が
ふわりと、というか、
むしろ「ぐにゃりと」変わる、
そんな出来事も起こるかもしれません。


今週はそんな感じです。


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