2015/1/12-1/18の空模様。


こんにちは、石井ゆかりです。
としあけて早くも月半ばです。
びっくりです。



今週の空模様ですね。
今週はまず、火星が12日に魚座入りします。
火星は去年の12月上旬から水瓶座にいて、
牡羊座天王星とミューチュアル・リセプションを形成しておりましたが
ここで、それが解除になります。
なんかこう
インパクトの強いブレイクスルーに向かって急かされている」
雰囲気がふわっと収束するのではないか、
という気がします。
全体に、星が、山羊座から魚座のあいだに固まっており、
「世の中のこと」「世の中全体のこと」
に対する関心が強まっている感じもします。
ごく個人的なことを離れて、
もっと広い人間集団を捉えようとするイメージです。
更に言えば、水瓶座魚座の世界は
世間的なルールや善悪を根っこから疑って
「善と言われていることが、ほんとに善か?」
「悪と言われているけれど、それは誰が決めた?」
みたいな自由を管轄している世界、と私は感じているのですが、
そういう
「これがいいにきまっている、あたりまえだろう」
みたいな絶対的な感じが緩んで、
広い視野の中で「では、新しい善悪とは何か」みたいなことを
考えて行かなければならないような流れが感じられます。
・・・って、私の解釈に過ぎませんが。


来週から水星が逆行に転じますので、
すでにスピードがかなり遅くなっています。
だんだ、物事の進み具合が遅く感じられたり、
「待った」がかかったりするようなこともあるかもしれません。
さくさくすすむことよりも、
立ち止まってここまでの足取りを検討することを優先すると、
こんがらがったまま持ち越してきたことを
スッキリさせることができそうです。


フランスの襲撃事件のショックが
世界的に広がっています。
非常に困難な問題だと感じます。
星占い的には、
射手座に入ったばかりの土星のことが念頭に浮かびます。
射手座は宗教の星座であり、
出版や報道を扱う星座でもあります。
さらに、現在の土星の位置は、
魚座海王星とスクエアにアプライしており、
魚座もまた、宗教的なことを扱うと共に
「過去(の記憶)」を管轄する星座です。
海王星-魚座の世界は「目に見えないもの」の世界でもありますが、
今回の事件には「見えていない部分」も多々、
あるのかもしれません。
また、この問題によって、広く議論が生まれたことも
確かだろうと思います。


とはいえこれは、
「星の配置の影響でそのようなことが起こる」
ということではなく、
単に、今現在の星の配置に関するイメージと
起こっている出来事が重なる、ということです。
他の世界と同じように星占いの世界でも、
いろいろな考え方が存在しますが
少なくとも私は、星と出来事を
「因果関係」では捉えられないだろうと考えています。
射手座は「長距離交通」の世界でもありますが、
ある占星術家は、射手座土星時代は、
交通手段の不安や技術革新の根が生じる、
という見解を述べていました。
いずれにせよ、こうしたイメージの重なりも、
いわゆる「シンクロニシティ」として捉える方が
私は、納得できるように思っています。


話を元に戻しますと、
ちょっとフライングですが
今週以降、魚座に入る星、
来週から逆行を始める水星、等々、
「過去」にスポットライトが当たり始めます。
個人の生活において、
過去の悲しみに振り回されて暴れるような生き方もあれば
悲しみに飲み込まれまいとして戦いつつ
その悲しみを自分の理想のもとにちゃんと生ききろうとする生き方も
多分、可能だろうと思います。
勢いのいい、スピード感のある時間ではないからこそ
「どう生きるか」を自分と地道に相談しながら歩ける、
そういう時間となっていくのではないかと思います。


今週はそんな感じです。

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