2010-10-08

17のホロスコープ。

こんにちは、石井ゆかりです。
随分秋らしくなってきましたね！
今年の夏はほんとに暑かったので
秋の涼しさがしみじみ嬉しいです。

で
今週の空模様ですね。
今週はまず、金星の逆行からはじまります。
先週9日の土曜日からなんですが、
週の切り替えのタイミングで逆行を開始するので
なんかこう、やっぱり「今週からだなー」っていう感じがあるかなと思います。
その上、今週はあまり派手な動きがないので
粛々と進む
じっくりやっていく
という感じがあるかもしれません。
とっても、密度は高い感じがするのです、
蠍座の火星と、天秤座の水星・太陽が
微妙に間隔を狭めながらアクセスを続け、
水星と太陽のいる場所・天秤座を支配する星は金星でして
いわゆる「ディスポジター」である金星が蠍座に位置しているので
天秤座−蠍座ラインが、星の数もそうなんですが、
ぐりぐりと強調されている雰囲気に成っているわけです。
火星は蠍座の支配星（ふるくからそう）なので
ここで力は流出せずに
ずごごごご
という感じで増幅されていくような感じがあります。
もし蠍座の支配星を冥王星としても、
冥王星は山羊座にあってこのディスポジターは土星ですから、
天秤座土星から蠍座金星へ
という循環が発生しており、
やはり、この蠍座という場所が今、ポイントになってる
という感じが濃厚なのです。

蠍座は、掘り下げ、隠されていたものを掘り起こす作用を持っている星座です。
人が他者にじわーんと目に見えない形で与える影響力、というものも
この蠍座という星座が、象徴しているような感じがします。
蠍座は根源的な変成の星座であり、
揺るがぬ感情の星座でもあります。
感情というのは通常、
「あてにならない、ゆれやすい、はかない、一時的な、非合理な」
というイメージで捉えられますが、
蠍座の感情は、そうしたイメージとは全く逆です。
深くて、根っこを持っていて、浅薄な論理など粉砕してしまうような
骨太な真実を見据えています。
この時期はそうしたパワーが強まっていて
さらに
それが「他者」との関わりの中に作用する
と考えることができる気がします。

天秤座と蠍座というのは
「自分-他者」
というラインを強く見据えています。
これはたとえば、
牡羊座・牡牛座、獅子座などが「自己」を
蟹座・山羊座などが「場、集団（社会、組織、コミュニティ）」を
水瓶座・射手座あたりが「世界（ワールド）、宇宙（ユニバース）」を扱うのと対比できます。
他人に関心を持つこと、観察すること、見抜くこと、
賞賛すること、罰すること、肯定的評価をすること、否定すること、
比較したりコミットしたり引き寄せたり切り離したり、
融合したり提供したり共有したり搾取したり、等々
およそ人と人とが関わる場で生じる動きのすべてが、問題になってきます。
これらは天秤座-蠍座ラインでは全て個別具体的で、
あまり普遍化されません。
ひとつひとつのなかにそれぞれの真実があって
第三者にはわかりようもないこと
というのがそこに、必ず存在している感じがします。
この時期はそうした分野での動きがとても活発なのではないかと思うのです。

人と関わる
ということはどういうことなのか。
これはなかなか難しいことです。
学校でも教えてくれませんし
それが上手な人とそうでない人がいます。
たくさんの人とうまくやっていく人もあれば
ごく少数の人とも上手に関われない人もいます。
人と接するときに独特の癖が出たり、
あるいは、人と接するに当たって自分を完全に隠している人もいます。
この時期はそうした「人と関わる時に使う力」に
ぐりぐりと光が当たり、
これをどう改革したり変化させたりするか、に
意識が集まるかも知れません。

自分が人から見てどう見えているか
ということは
ほんとう！に解らないものです。
鏡でいくら自分の姿を映しても、それはわかりません。
勝手なデフォルメがかかりますし、
目は見たいものだけを自在に編集してくれてしまいます。
他者と関わったとき、自分の「実状」がはじめてわかったりします。
そんなふうに、この時期は
他者との密接でダイナミックな関わりから、
いろいろな刺激をうけたり
チャンスを引き出したりできる時期なのではないかと思います。

今週はそんな感じです。

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2010-10-08

2010/10/11-10/17の空模様。

おひつじ座

着々と結果が出て行きます。
その過程で、
ちょっとした自信のなさを感じるかもしれません。
起こっていること自体はうまくいっているのに
なぜか、
自分よりも人の力でそうなった
というような気がしてしまうような雰囲気があるのです。

今、いつになく貴方は、
力を比較したり計ったりする気持ちになっているのかもしれません。
そこで、周囲や他者の力の方が大きいような気がするために
自分が出しているはずの成果について
なんとなく引っかかりを感じてしまうのです。

でも、それは誤解です。
それらの力が働いたのも、
貴方の力があってこそ、のことなのです。
自分の力を過小評価したくなるようなことがあっても
それは、一時的にそう見えているだけなのです。
貴方の意識が「他者への関心」に注がれているため、
肝心の貴方自身が発している光が
見えにくくなっているだけです。

ちゃんと貴方の力は、働いています。
しかも、とても重要なポイントにまちがいなく作用しているのです。

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2010-10-08

2010/10/11-10/17の空模様。

おうし座

「この人はこういう人だ」とか
「これはこういうことだ」とか
解っているつもりだったことにふと
「？」
という疑問符が灯ります。
こう思っていたけど、ほんとなのかな
これでいいと思っていたけど、そうじゃないのかな
という疑問が
貴方の心にふと、湧いてくるのです。

この疑問を、
ウサギを追うように、蝶々を追うように
興味津々で追いかけていくと
いつのまにか、不思議な場所にたどり着きます。
その場所には聖堂があって、
秘密を明かしてくれる立派な人物と、
それから、
会えてとてもうれしい！と思えるような人物とが
そこにいるのではないかと思います。

その人々に出会えるのは
もしかしたら、今週ではないかも知れませんが
そこに導いてくれる疑問符を発見できるだけでも
かなり大きな成果と言えると思います。

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2010-10-08

2010/10/11-10/17の空模様。

ふたご座

とても感謝されても
「気にしないで、好きでやってるんだから！」
と明るく笑い飛ばしてしまうような
そんな雰囲気に満ちています。
もし、
「気にしないで、好きでやってるんだから！」
と心から言う気になれないなら
たぶん、そこから離れる手段を講じなければならないかもしれません。

今の貴方はとても生産的です。
心からそれに取り組んでいるので
少々辛くとも、それが辛いという感覚を感じないほどです。
何か好きなことに本当に取り組む時はいつだって
辛いし、大変です。
本気で何かをするということは
ほとんど、周囲から見ると、苦行のように思えることもあります。

でも、今の貴方は夢中になって何かに取り組んでいて
そのことが、花のようにゆたかに咲き乱れている感じがするのです。
あるいは、もしそういう環境でないとするなら
そういう環境を作るための努力を
選択肢始めている最中なのだろう、と思います。

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2010-10-08

2010/10/11-10/17の空模様。

かに座

非常に「自然に」物事が起こっている感じがするかもしれません。
これまで積み重ねてきたことが、自然に着地していって
そこに、新しい風景が生まれている
というイメージの時期です。
確かに貴方が努力してその風景を作っているのですが
貴方の主観は、それを
「今まさに成し遂げつつあること」
とは感じておらず、
過去にぐいっとアクセルを踏んで生まれたスピードの上を
なめらかに滑っていっている
という感じがしているのではないでしょうか。

この時期、いろいろな人が貴方に対して
お願い事をしたり、好意を寄せてくれたりすると思います。
そのひとつひとつが、貴方にとっては
新しいメッセージとしてではなく
なんらかの「返信」のように感じられるようです。
今まで、返信を期待せずに
もくもくと働きかけることを続けてきた人にとって
これは、思いがけないギフトのように感じられるだろうと思います。

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2010-10-08

2010/10/11-10/17の空模様。

しし座

必要なものがあれば
「それが必要です」
と言っていいと思います。
要請したり、働きかけたりすることは
悪いことではないと思います。

今の貴方は、何か受け取らなければならないものが
幾つもあるようなのです。
でも、黙って座っていれば届けられるものもあれば
そうでなくて
私書箱まで取りに行かなければならないようなものも
あるような感じがします。

「あれ、預かってくれてましたよね？」と声をかけたら
「ああ、ごめん、わすれてた、すぐ持っていくよ！」
と答えてもらえるような、そんな雰囲気の週です。
「他者」の側にいろいろなちいさなきっかけや答えがあって
それを集めていったとき、
貴方の求めているものが徐々に膨らんでいく
というような感じがするのです。

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2010-10-08

2010/10/11-10/17の空模様。

おとめ座

コールバック
という雰囲気があります。
相手の所に滞っていたメッセージが
こちらにひゅん！と
かえってくるかもしれません。
あるいは、貴方の心にある種の「踏み込む勇気」が湧き、
出向いていって受け取る決心がつくのかもしれません。

電話をかけたら
「いまいないので、後で掛け直させます」
となると、
ちょっとしゅんとしてしまいます。
でも、そこにうまれる
「掛け直してもらうまでのタイムラグ」に
今は、熟成期間のような妙味があります。
果実も熟さなければ甘くなりませんが
この時期、ちょっとしたタイムラグが
コミュニケーションをしっかり完成させるために
素敵な役割を果たしてくれそうです。

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2010-10-08

2010/10/11-10/17の空模様。

てんびん座

なにかをすくい上げる作業が発生しそうです。
そのままでは捨てられてしまいそうだったものを
ひょいと、救い出すのです。
それはまだまだ役に立ちますし
何かを呼び寄せる手立てになるのかもしれません。

または、何かを捨ててしまう選択をするのかもしれませんが
これは、切り捨てて失う、という意味合いではなく
むしろ、何かを増やす作用を持っているようです。
たとえば、新しい靴を買ったために
今まで捨てられなかった靴を捨てる決心がつく
というような具合です。

いずれにせよ
今、貴方が所有しているものに
なんらかのふしぎな動きが起こりそうな気配があります。
与えることは受け取ることで
受け取ることが与えることになる
というような
そんな深い意味をもったものの動きが発生しそうです。

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2010-10-08

2010/10/11-10/17の空模様。

さそり座

「ちょっとまてよ」
という感じが心に起こるかもしれません。
でも、この感じは決して
ネガティブなものではありません。
ちょっとまてよ
と思ったら
そのまま、ちょっとまてばいいのだと思います。
歩みをちょっと止めて、耳を澄ませます。
すると、今まで聞こえてこなかった音が
聞こえてくるようになります。

この時期、貴方の「感覚」は
とても冴えています。
ですから、この感覚を、
用いることが必要になります。
異変を感じたら、目をひらき耳を澄ますだけで
気がつかなかったいろいろな事に気づかされます。
そして、今まで見過ごして怠ってしまったところに
丁寧に手を入れることができます。

そこで育っていく絆もあります。
その作業によって深まる思いもあると思います。
「秋の深まり」という表現は
日本人が秋について、単純に
「命が失われていく、季節がみすぼらしくなっていく」
と捉えていなかったことを示しています。
夏の生命力が見事に蓄えられるからこそ
春の満開の桜が約束されるわけです。

この時期、そうした約束のプロセスを
貴方は五感と知性の全てを用いて
着々と進めていくように見えます。

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2010-10-08

2010/10/11-10/17の空模様。

いて座

ほんとうはもっと掘り下げられますし
ほんとうはもっと距離を縮められます。
もっと拡大できますし、
もっと強化もできます。

「このくらいかな」と思っていた車間距離を
この時期、すこし壊してみることになるのかもしれません。
多少、危険を冒して踏み込まなければならない場所を
貴方は、非常にデリケートな場所に見つけます。
貴方が得意とする危険は、
虎や蛇がいそうな場所とか、断崖絶壁などのそれです。
でも、今貴方が負おうとしているリスクは
繊細なクリスタルガラスを運ぶとか
柔らかな絹ごし豆腐をできるだけきれいに切るとか
そんなたぐいのものなのです。

でも、そこから先にもう少し、進めそうです。
それは貴方にとって、いままで
「触れてはいけないもの」
だったのかもしれませんが
たぶん、もはや
そうではなくなったのだろうと思います。

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2010-10-08

2010/10/11-10/17の空模様。

やぎ座

未来を作ったり
目標に近づいたりするためには
その建材を吟味しなければなりません。
ちょっとでもいい加減なものを使ってしまうと
あとあと、大きなひずみになりかねないからです。
しっかり乾いた丈夫な材木を選ぶことに
妥協は許されません。
部品が小さなものであっても
その品質や強度を軽視することはできません。
ちょっとでも
「あれ？」
と疑問が湧くようなことがあれば
それは、丁寧に調べられ、
必要ならば、べつの手段を講じなければなりません。

本気だからこそ、丁寧にやりたいからこそ、
時間がかかったり、立ち止まったりする
という場合はあるものです。
肝心なのは、
本気だ
ということを、ちゃんと解ってもらうことなのだろうと思うのです。
先に進むことだけがそれを証明してくれる
と信じるのではなく、
立ち止まることにこそちゃんとした理由があるのだ、と解り合えるなら
それは前進することよりずっと
素晴らしいことだったりするのです。

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2010-10-08

2010/10/11-10/17の空模様。

みずがめ座

普段、美しい理想を掲げているのに
現実の中では
およそそれに結びつかないことをしている人
というのがたまにいます。
現実の中で理想を貫くのは
非常に大変なことです。
「これが現実だよ」
「理想通りには行かないよ」
と、多くの「大人」たちが笑います。

でも、水瓶座の人たちは
そんな訳知り顔のため息に騙されません。
自分が日頃「正しい」と感じていることを
この現実世界の中で貫き通せなければ
何の意味があるだろう！と
本気で思えるハートと行動力を持っています。

それでも、現実と理想のあいだで
自分自身、引き裂かれるような気持ちになることもまた
あるだろう、とは思うのです。
おそらく、苦痛無く理想と現実を重ね合わせるのが水瓶座の才能なのではなく
理想と現実の狭間で苦しむことから逃げない、ということが
水瓶座の本当の、才能なのだろうと思います。

今、貴方はまさに、理想と現実をなんとかして整合させようと
頑張り抜いている最中なのかもしれません。
戻りたくない道を数歩、とって返して
自分自身や他者と本来の闘いを闘ってみることを選択し、
そこで、ちゃんと勝っていける貴方の姿が見える気がするのです。

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2010-10-08

2010/10/11-10/17の空模様。

うお座

ふと思い出して祈る女神の像
というイメージが湧いてきました。
ずっと祈るのを忘れて埃をかぶっていたその像に
もう一度祈ってみたら
不思議なことが起こるかもしれません。

憧れや信頼、心服、学ぶ心などの対象は
いつのまにか他のものにつぎつぎとかわり、
古いものは埃をかぶって、心の片隅に置かれます。
でも、それらは威力を完全に失ってしまうことはなくて
いつも遠くから
その人をふんわり、守ってくれているのかもしれません。

今週、そんな、以前自分の目標であったようなもの、
あるいは、守護神であったようなものを
ふと、思い出すことになるかも知れません。
今の貴方にとって、その姿をもう一度見つめることは
たぶん、大きな意味があるのだろうと思うのです。

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